アバターから砂の惑星へ [映画]
先日、ジェームズ・キャメロン監督の最新作【アバター】を見てきました。
前回、映画館で【2012】を見た時にひょんな事からタダ券を貰ったので、見に行ったわけです。
この映画、3D公開もしていたのだけど、ブロガーのtakeさん曰く
「3Dは疲れる」との事だったので、通常公開の方を見てきました。
詳細な内容はwikiにも載ってるのでソチラを参照して頂くとして。
若干目に付くトコもありましたが、まー全体的なストーリー展開は、キライじゃないですネ。
星に眠る鉱物資源を巡り人類と原住民が戦う。
キーとなるのは一人の人間。
原住民達と共に戦い、リーダーシップを発揮し英雄化されていく。
そして原住民達を勝利に導く。
こーゆー展開、キライじゃないんですよね、昔から。
ん?昔から?
映画を見てる途中で、なんとなく既視感を覚えました。
脳内ライブラリを検索して納得。
細かいトコは無論全然違いますが、Mittyが大好きな映画でこーゆー展開の映画がありました。
んで【アバター】の話もソコソコに、今回はソチラのお話(←前フリ長ぇぇww)
それがコレ。
【デューン/砂の惑星】
原作はSF小説で映画自体も古いです。
当時は映像化不可能といわれていましたが、
奇才デイヴィッド・リンチが映画化した作品です。
全宇宙で最も貴重な産物、メランジと呼ばれる香料(スパイス)。
メランジは意識を拡大させる神秘の香料。
それを利用することでミュータント化した航宙士達は動かずして恒星間移動が出来る。
そしてメランジが採掘できるのは宇宙でただ一つの星。アラキスと呼ばれる砂漠の星、またの名をデューン。
※wikiより抜粋
遥か未来、機械の反乱に勝利し特異な精神世界を作り上げた人間は宇宙帝国を築き世界を支配していたが、
超能力をもつ女性種族のベネ・ゲセリットや、
純粋数学とメランジの力で恒星間飛行能力を持ったスペースギルドなどの勢力が台頭し決して安泰ではなかった。
しかも人間同士も権力争いを日々繰り広げており、危機感を抱いた皇帝は、
スパイスの採掘権者ハルコネン家と宿敵アトレイデ家を対峙させ、
メランジも含め世界を一気に掌握する陰謀を画策した。
アトレイデ家の当主レト公爵は殺され皇帝の思い通りになるかと思われたが、
公爵家の息子ポウルが超能力と己の使命に目覚め、砂漠の民フレーメンの救世主となって、
世界を根本から変革する戦いに立ち上がる。
とまぁ世界観は非常にデカいです。
設定も難解なモノが多くて、映画としては見る人を非常に選びます。
説明不足な点や抽象的な表現が多いので、映画としては決して十分な仕上がりではないですが、
何度か見る内にその世界観にドンドン引き込まれていく魅力があります。
デイヴィッド・リンチらしい映像表現も多く、個人的には非常に好きです。
また、古い作品とは思えないほど斬新な設定も多く、
声を武器した音声銃や、ヴォイスと呼ばれる相手を操る音声魔術。
シャイフルドと呼ばれる砂漠に住む巨大なサンドワーム等など、SF作品としても魅力に溢れています。
キャスティングも中々にユニーク。
主人公ポウル・アトレイデス役に【ツイン・ピークス】で名を馳せた、カイル・マクラクラン。
ポウルの父、レト公爵役に【U・ボート】の艦長役で有名なユルゲン・プロホノフ。
敵方のハルコンネン男爵の甥役に、なんとあのスティング。
その他にもパトリック・スチュワートやショーン・ヤング等がキャスティングに名を連ねています。
この作品にインスパイアされた作品は多いと聞きます。
それだけに魅力的な設定や人物が多いという事です。
全長数百メートルにも及ぶ巨大なサンドワーム(砂虫)、シャイフルド。
映画内でフレーメン達は、このシャイフルドを駆って敵と戦ったりしちゃいます。
どこかで見た事あるよう気もするでしょう?
そして・・・かの有名なハルコンネン男爵です。
この名前にピンとくれば、あなたも立派な王立国教騎士団ですww
何故このハルコンネンが有名なのか。
映画内では別に劣化ウラン弾などで砲撃はしませんww
この辺はいずれマンガのカテゴリーで紹介する事になると思います。
総評。
まー決して万人受けする映画ではありません、それは確かです。
が、その圧倒的な世界観や設定などは非常に魅力的です。
Mitty的には【後世に残したい映画】に認定といったトコです。
次回更新は01/31(日)を予定しています。
前回、映画館で【2012】を見た時にひょんな事からタダ券を貰ったので、見に行ったわけです。
この映画、3D公開もしていたのだけど、ブロガーのtakeさん曰く
「3Dは疲れる」との事だったので、通常公開の方を見てきました。
詳細な内容はwikiにも載ってるのでソチラを参照して頂くとして。
若干目に付くトコもありましたが、まー全体的なストーリー展開は、キライじゃないですネ。
星に眠る鉱物資源を巡り人類と原住民が戦う。
キーとなるのは一人の人間。
原住民達と共に戦い、リーダーシップを発揮し英雄化されていく。
そして原住民達を勝利に導く。
こーゆー展開、キライじゃないんですよね、昔から。
ん?昔から?
映画を見てる途中で、なんとなく既視感を覚えました。
脳内ライブラリを検索して納得。
細かいトコは無論全然違いますが、Mittyが大好きな映画でこーゆー展開の映画がありました。
んで【アバター】の話もソコソコに、今回はソチラのお話(←前フリ長ぇぇww)
それがコレ。
【デューン/砂の惑星】
原作はSF小説で映画自体も古いです。
当時は映像化不可能といわれていましたが、
奇才デイヴィッド・リンチが映画化した作品です。
全宇宙で最も貴重な産物、メランジと呼ばれる香料(スパイス)。
メランジは意識を拡大させる神秘の香料。
それを利用することでミュータント化した航宙士達は動かずして恒星間移動が出来る。
そしてメランジが採掘できるのは宇宙でただ一つの星。アラキスと呼ばれる砂漠の星、またの名をデューン。
※wikiより抜粋
遥か未来、機械の反乱に勝利し特異な精神世界を作り上げた人間は宇宙帝国を築き世界を支配していたが、
超能力をもつ女性種族のベネ・ゲセリットや、
純粋数学とメランジの力で恒星間飛行能力を持ったスペースギルドなどの勢力が台頭し決して安泰ではなかった。
しかも人間同士も権力争いを日々繰り広げており、危機感を抱いた皇帝は、
スパイスの採掘権者ハルコネン家と宿敵アトレイデ家を対峙させ、
メランジも含め世界を一気に掌握する陰謀を画策した。
アトレイデ家の当主レト公爵は殺され皇帝の思い通りになるかと思われたが、
公爵家の息子ポウルが超能力と己の使命に目覚め、砂漠の民フレーメンの救世主となって、
世界を根本から変革する戦いに立ち上がる。
とまぁ世界観は非常にデカいです。
設定も難解なモノが多くて、映画としては見る人を非常に選びます。
説明不足な点や抽象的な表現が多いので、映画としては決して十分な仕上がりではないですが、
何度か見る内にその世界観にドンドン引き込まれていく魅力があります。
デイヴィッド・リンチらしい映像表現も多く、個人的には非常に好きです。
また、古い作品とは思えないほど斬新な設定も多く、
声を武器した音声銃や、ヴォイスと呼ばれる相手を操る音声魔術。
シャイフルドと呼ばれる砂漠に住む巨大なサンドワーム等など、SF作品としても魅力に溢れています。
キャスティングも中々にユニーク。
主人公ポウル・アトレイデス役に【ツイン・ピークス】で名を馳せた、カイル・マクラクラン。
ポウルの父、レト公爵役に【U・ボート】の艦長役で有名なユルゲン・プロホノフ。
敵方のハルコンネン男爵の甥役に、なんとあのスティング。
その他にもパトリック・スチュワートやショーン・ヤング等がキャスティングに名を連ねています。
この作品にインスパイアされた作品は多いと聞きます。
それだけに魅力的な設定や人物が多いという事です。
全長数百メートルにも及ぶ巨大なサンドワーム(砂虫)、シャイフルド。
映画内でフレーメン達は、このシャイフルドを駆って敵と戦ったりしちゃいます。
どこかで見た事あるよう気もするでしょう?
そして・・・かの有名なハルコンネン男爵です。
この名前にピンとくれば、あなたも立派な王立国教騎士団ですww
何故このハルコンネンが有名なのか。
映画内では別に劣化ウラン弾などで砲撃はしませんww
この辺はいずれマンガのカテゴリーで紹介する事になると思います。
総評。
まー決して万人受けする映画ではありません、それは確かです。
が、その圧倒的な世界観や設定などは非常に魅力的です。
Mitty的には【後世に残したい映画】に認定といったトコです。
次回更新は01/31(日)を予定しています。
2010-01-24 17:55
あしあと(8)
コメント(6)
Mittyさん、こんちわっ!
アバター観に行かれましたか。
3Dもなかなかの評判だったかと思いますけど・・・w
まぁ~私の場合は眼鏡かけてるので、3D映画は見に行った事がない。
どんなもんでしょうかね。
デューンは観たことありますよ。
それこそ、ツイン・ピークスを観てた関係もありまして、カイル・マクラクランの出ていた映画は、当時「ビデオ」をレンタルして観てたと思います。
内容はさっぱり忘れてしまいましたけどねw
当時はSFモノの映画は好きでしたので、全然普通に観てたと思います。
それにしても、DVDのケース。
今じゃ概ね同じ規格のケースですけども、以前は2枚組CDケースサイズのモノも結構ありましたよね。
大きさも個人的にはこちらの方が有り難いと思えるのだが・・・。
何で今のDVDやBDのケースって中途半端に大きいんだ?
まぁ~背表紙しか見えない時は、探すときにCDケースサイズよりも探し易いとは思うのであるが・・・。
ちなみに後世に残したい映画と言うのは、アバターも入っていると考えて宜しいのですかな?
ならちょっと観に行こうか考えちゃうのですが・・・。
by ふるひ〜JMW (2010-01-25 12:45)
●ふるひ~JMWさん
昨今、3D映像関係は色々とメディアで見かけますが、
実際のトコはどーなんでしょうかねぇ。
映画に限って言えば、とりあえずストーリーを楽しみたいと思っているので、
3D映像云々は二の次になっちゃいますね。
にしても・・・マニアックだと思っていたデューンをご存知だったとは、
さすがです・・・さすがふるひ~さん。
この時代のDVDは殆どCDケースと同じサイズ。
確かに収納的にはコンパクトでイイんですが、
所謂、現行のDVDサイズケースに慣れてくると、
今更CDサイズケースだと、何か貧乏臭く感じちゃうのは私だけ?^^;
そして、後世に残したい映画。
コレはデューンに限った話ですww
まーアバター自体は決して面白くない映画ではありませんが、
デューン程では・・・。
by Mitty (2010-01-25 20:21)
そうですか、、やはり通常版を観てしまったのですね。
「アバター」は、3Dだからウケているんだと思っている私。
ストーリーは先が読めちゃってツマンナイし、「This is it」のパクリ?的な映像があったのも、気に入らない所です。
マニアじゃないので、「デューン」は知りませんでした。
解説を見た限りでは、ワケ分かんない感じですね。
by take (2010-01-26 20:33)
●takeさん
悩んだ挙句、通常版を見ました^^;
3Dという映像に押されて、
ストーリーを楽しめなくなるのがイヤだったので、
通常版にしたンです。
先程、チョイとニュースでこの【アバター】が何週連続で首位~~
なんて流れてましたが、仰るように3Dだから何週も連続で
首位を取れてる感は否めませんね。
ストーリー展開自体は決してキラいじゃなかったダケに、ある意味残念^^;
【デューン】は映画自体、非常に見る人を選ぶかもしれません。
元が長大なSF小説だけに、一本の映画に収めるとなると、
どーしてもムリが出ちゃいますからね。
by Mitty (2010-01-27 00:12)
アバター、何のことだか知らなかったのでコメントしませんでしたが、今日妹に聞きました。ちょっと見てみたいと思ってます。。。*^^*
by まるまる (2010-01-31 03:40)
●まるまるさん
3D公開の方は随分と評判がイイみたいです。
まー私は通常公開の方を見てしまったワケですがww
私も2回目を“もしも”見るなら、3Dを観て見たいなと思います。
まーお値段も通常公開と違うので、まず無いと思いますけどww
by Mitty (2010-01-31 11:56)