SSブログ

どこまでも続かない線路 [旅行記]

先月、ちょいと車を修理に出したんですよ。
実は軽くドアを擦られてしまいましてね。
まぁ~相手方の対応も良かったので、修理自体は何事もなく進んだんですけどね。
修理自体も半日チョイで終わるとの事だったので、
その間に軽くポタリングでもして、冬の街並みでも撮ろうかと思い立ったワケです。
Mittyの愛チャリはフォールディングバイクなので、折りたためば車内に余裕で押し込めるしね。


というワケで、今回はそんな状況で撮った写真のご紹介なのです。
が、今回の被写体は1種類だけです。うーーん・・・いやね・・・何がって・・・。


超絶寒かったンすよ、その日ww


曲がりなりにも冬真っ盛りにポタリングをするワケだし、それ相応の格好はしてたンですよ。
ただね、思っていた以上に風が強いww
自宅から空を見た時には、燦々と太陽が輝く雲一つ無い晴天だったのですが、
今思えば風が強かったからこそ雲一つ無い空なワケでww
車を修理工場に預けて、意気揚々とチャリを転がし始めたのですが、
ものの数分でMittyの心は折れかけましたww


一応、それなりに被写体を探してうろついたりはしたのですが、
カメラを持つときって、当然手袋とかしてたら不便なので、手袋を外すわけですよ。
もぅーね、あまりの寒さに手が震えてシャッターが切れねぇのww
この時点でMittyの心はポッキリ折れました。
「はぁぁ・・・ららぽーと行って、暖かいモノでも食べて帰ろう・・・」とww


と、ららぽーとまでの道中に「そーいえばアレを撮ってみようかな」と思える被写体があったのを思い出したので、
寒風吹きすさぶ中、生まれたての小鹿の如くプルップル震えながら写真を撮ってみました。


晴海通りの春海橋と並んで架かる、土色に錆付いた橋梁。
かつて、この辺りを通っていた貨物線の橋梁です。
陸地両端部の線路は既に無く、また廃線になって久しいこの路線。
ちょっとWebで調べてみたら「東京都港湾局専用線」という路線だとか。
晴海埠頭と豊洲埠頭、そして越中島貨物駅を結ぶ路線だったようです。
晴海橋梁01.JPG


この辺りは運河が多く、内陸に貨物を輸送する貨物路線は必須だったのでしょう。
思い返せば、この辺りはかつてIHI(旧石川島播磨重工業)もあったし、
運河には船から荷揚げするクレーンが沢山張り出していたものです。
今では車の往来激しい大通りにも、貨物線用の踏切が数多くありました。


しかし、今この辺りの臨海地域は開発が進み、当時の面影を残すモノも少なくなりました。
そんな中、時代から取り残されたように佇む橋梁。
背後にそびえるのは、豊洲地区の高層マンションと豊洲ららぽーと。
周囲の通りは車や人の往来も激しいのですが、誰一人橋梁に目を向ける人はいません。
晴海橋梁02.JPG


なんでしょう・・・歳のせいでしょうか。
Webでこの路線の事を調べれば調べるほど、もの凄くノスタルジックな気分になりますww
実際、この辺りには幼少の頃から住んでいる地元でもあるので尚更です。
晴海橋梁03.JPG

晴海橋梁04.JPG


この後、予定通りららぽーとで食事をし、ユニクロでヒートテック買いました。
うん、ヒートテックって最高ww
この時点でノスタルジィな気分はドコかに行きましたww
所詮、Mittyなんてそんなモン。だがソレがイイww

タグ:晴海橋梁
あしあと(11)  コメント(10) 

あしあと 11

コメント 10

淀川 晴郎

目の付け所があなたらしいですな。
ぜひご一緒したい風景です。
シーバスいる?
by 淀川 晴郎 (2011-02-13 19:29) 

銀紙

うぉぉぉおぉ!!ドリィィル!!!

ご無沙汰です、Mittyさん船のほうはどうです
沈没してませんか?炎上してませんか?

しかしMittyさん、毎回良い写真ですなw
うっとりしますわー

ではまたミズーリクルーとして・・・。
by 銀紙 (2011-02-14 03:49) 

Mitty

●淀川 晴郎さん
目の付け所がMittyらしい・・・。
ありがとうございますww
しかしながら、それらを人生の教訓として活かしきれないのが、
Mittyの仕様ですww
うぅーーん、イチイチ残念ww

シーバス。
この辺ではあまり見かけませんねぇ。
もーちょっと離れた場所であれば、
釣り人を見かけたことはありますね。
実績は・・・不明ですがww


●銀紙さん
ドリィィル!!
(元ネタ分かりませんが、ノッてみましたww)

ご無沙汰ですねぇ。
しかし、こーやってコメを頂けるのは嬉しい限りです。
近頃は“お船”にどっぷりハマってましてww
“ドンパチ”とは縁が遠くなってしまいました^^;
特にCoD:BOは所持している方も多いので、
ご一緒したいと思ってはいるのですがね^^;

沈没?
してますともww
炎上?
むしろネズミが沸いてますww

写真、お褒め頂き恐縮至極。
写真は写“心”とも言われておりますが、
Mittyの場合に限っては、そーでもないらしいですww
by Mitty (2011-02-14 20:28) 

ふるひ〜JMW

Mittyさん、こんちわっ!

何だかタモリ倶楽部に出てきそうな橋ですなぁ~
ふむふむ。
流浪なカメラマンMitty氏の心に何か訴えるものがあったのでしょうね。

周りはどんどん雰囲気を変え、何となく取り残された橋。

でも・・・。

「最近貨物電車来ねぇ~なぁ~」
おいっ!気付いてないのかよw

ってな感じでのほほんとしてそうにも感じられるのは・・・
ワタシだけでしょうかね。
by ふるひ〜JMW (2011-02-14 22:38) 

Mitty

●ふるひ~JMWさん
タモリ倶楽部。
ナイスな例え、ありがとうデスww
いやね、メッチャ好きな番組なんスよ、アレww

毎度お馴染み・・・。
流浪の番組・・・。
というくだりが大好きなんですww

まぁ・・・流浪なカメラマンかどーか別にして、
Mittyの心持ち自体は相変わらず流浪、
ってかフッワフワして浮ついてますがww

近代的な何かと、それから取り残された何か。
こーゆーコントラスト比って何かイイんですよねぇ。
特にこの橋、錆び付いた色合いが何かイイですよ。

>「最近貨物電車来ねぇ~なぁ~」
>おいっ!気付いてないのかよw
おおぉぉ~そういう捉え方も面白いですね。
Mittyはどーしても、
「来るはずのない、電車を待つのみ・・・」
っていうダウナー系のイメージが先行しちゃうンですww

きっと性根が卑屈だから、
ダウナー系のイメージしか沸かないンだと思いますww
まぁそんな生き方、後悔はしてませんがネ!ww
by Mitty (2011-02-15 18:35) 

D

この橋、以前「空から日本を~」でやってたんですよ。
見てみたいなぁと思っていたところ、ナイスフォトです。
生まれたての小鹿のように震える様、目に浮かびますなw
by D (2011-02-17 11:18) 

タケタケ

シャッター押せないくらい、寒い日があったのかぁ、、、。
最近あまり外で遊んで無いので、気付きませんでした。
by タケタケ (2011-02-17 15:21) 

Mitty

●Dさん
その番組、Mittyも知ってますww
和風総本家と並び、Mitty的癒し系番組ですww
でも、この辺りをフューチャーしてたとは知りませんでしたね。
ちなみに生まれたての小鹿。
この時期であれば何時でも再現可能ですので、お気軽にお声掛け下さい。
自宅まで押しかけて見せてあげますww


●タケタケさん
いやぁーー気温もそーだったンですが、風がマヂきつかったッスww
当時はニットの手袋をしてチャリを転がしていたのですが、
あまりの寒さに帰りのららぽーとで、新しい手袋(皮製)を買ったくらいですww
まぁこの時期、好んで外でウヒャウヒャ言いながら遊ぶ事もないのですが、
たまには日光浴びてビタミンDを摂取しないとネww
by Mitty (2011-02-17 16:51) 

まるまる

だんだんと引き込まれていくーーー。
う~ん、ノスタルジックな記事です。
「なんだか、すっごく変わっちゃったの。」と風景の話をしている時、妹がこう仰せになった・・・。「もう大分前にあるよね!」

ん?そうだっけ?ついこの前まで無かったよ・・・ほら、ほんの20年くらい前・・・

と言った瞬間、「20年(汗)がついこの前って・・・大丈夫?」と言われてしまった。。。(((泣

最初の写真のミスマッチな風景(古い物と新しいもの)は少しだけ寂しさを感じつつ、だんだんと昔に引き戻される物語のような記事にどっぷり浸らさせて戴きました-。^^
by まるまる (2011-02-20 13:17) 

Mitty

●まるまるさん
いやはや、過度な評価をして頂き恐縮至極。
まるまるさんが記事で書かれている内容の方が、
よっぽどノスタルジィを感じると思いますww

>「20年(汗)がついこの前って・・・大丈夫?」
うはーーww
でも、その気持ち凄くよく分かります。
つーーか、ほんの○○年前・・・という○○という数字で、
自身が歩んできた人生の長さが分かってしまう事実が、結構イタいですww

最後の写真はモノクロでアップするかどーか、最後まで迷ったンです。
橋梁の錆びた色合いを出すには、コントラストを強めにしたカラーが映えるンですけど、
懐古的な意味も含めて、結局モノクロにしてみました。
by Mitty (2011-02-21 18:28) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。